長門有希「恥ずかしい」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/10(木) 22:47:30.57 ID:57w4T5qNO
「長門」
「何?」

いきなり何を言い出すのかと思われるかも知れないが、世の中には健康的な太ももという存在があり、それはたとえばハルヒの太ももであったり、朝比奈さんの太ももであったり、或いは鶴屋さんの太ももだったりするのだが、では不健康な太ももに魅力がないかと言えばそうでもなく、病的なまでに白い長門の太ももに俺は新たな価値を見出していた。

「いや、なんでもない」
「そう」

発作的にその儚い太ももに触れたくなった俺はなんとかその邪な煩悩を振り払い、喉元まで出かかった申し出を飲み込んだ。しかし。

「隣、いい?」
「え? あ、ああ。好きにしてくれ」

おもむろに立ち上がった長門がパイプ椅子を引きずって隣に腰掛けた。とても気まずい。

「足」
「お、俺は別に足なんか見てないぞ」
「乗せてもいい?」
「へ?」

呆気に取られた俺が返答する前に片足を上げて俺の膝に長門が足を乗せてきた。すごい。

「満足?」
「あ、ああ……ありがとよ、長門」
「いい」

文庫本を読みながら無表情で足を乗せている長門に興奮した俺は変態的な気分に陥った。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/10(木) 22:49:10.91 ID:57w4T5qNO
「なあ、長門」
「重い?」
「いや、重くはないが……」

暫くその状態が継続して、何度生唾を飲み込んだか知れない俺に対して、長門はあくまでも無表情且つ無感動に接してくる。ずるい。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga saga]
2022/02/10(木) 22:51:44.66 ID:57w4T5qNO
「もしも、あなたさえ良ければ……」

その言葉の続きを聞きたくて訊きたくて聴きたくて。けれど同時に聞きたくなくて訊きたくなくて聴くのが怖くて、耳を塞ぎたくて。

「触って、みる?」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage]
2022/02/10(木) 23:27:54.32 ID:P2zAbewao
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