【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 16巡目
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182: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2022/02/09(水) 03:23:14.88 ID:FkwPDAA50
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「…………」

知ってる人が何人か登場して、次に現れたのは……武人。って感じの人だった。

大きな身長で目元は見えず、着流しの上からでもバランスよく筋肉が付いているのが良く分かる。毎日欠かさず鍛錬的なことをしてるんだなぁと思う。

「では、一曲披露させていただく」

渋く男らしい低い声だった、その見た目には似合わないマイクを片手に持って歌ったのは……演歌だった。演歌、あんま聞いたことがないけど…………。

ワイズ「――――うおぉ」

何というか、心にジーンと響く……聴いたことのない曲調だからかもしれないけど、ペアリスの歌とは違うベクトルで心が揺さぶられる。そんな感じだった。

こぶしのきいた歌いっぷりに思わず見とれてしまう……演歌、演歌。こういうのもあるのか……良いな。

「…………ふぅ。あー……」

歌い終わったその人は、何かを言おうとする。海国を人型にしたみたいなイメージの人だけど……何を言うつもりなんだろう。

「もし、私の剣術を継承することが出来れば……私のように歌が上手くなるだろう」

おっと?

ヤミザキ「私の名前はヤミザキ、もし歌が上手くなりたければ私の道場に――む、申し訳ない」

係員の人にちょっと何かを言われて、ヤミザキさんはいそいそと壇上から降りてしまった……せ、宣伝だった。

……剣術が歌唱力に影響を? そんなわけある?

ユウナ「……剣術継承、かぁ」


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