【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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919: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:34:35.93 ID:ELRlNcof0

モノクマ「往生際が悪いなあ。あのね、自覚してなかったら罪がなくなるなんてそんなわけないでしょ? あるのは小宮さんが二人を殺害したと言う純然たる事実」

モノクマ「法の番人であるボクからすれば、感情論なんて問題外なんだよね」

夏葉「そ、そんな……」


感情論で救われるなら、七草にちかと田中摩美々の犠牲もなかった。
それは痛いほどにわかっているはずなのに、押し寄せる絶望の波に思わず足が震えた。
いよいよ小宮果穂の処刑が目前に迫り、遺される者たちは阿鼻叫喚の様相だ。
そんな中、彼女は前に進み出た。


果穂「モノクマさん、ありがとうございました!」

モノクマ「はぬ?」

果穂「最後に、あたし自身の言葉であたしの気持ちを伝えられてよかったです。『ごめんなさい』をいう時間をもらえて、うれしかったです!」

夏葉「果穂……あなた」

果穂「えへへ……しんじゃうのは、ちょっとこわいですけど……それ以上に、何も言えずにしんじゃう方がつらいです。みなさんとお話しできて、あたしのきょうふもちょっと収まりました!」


わざわざ敵に頭を下げてまで、小宮果穂はその絶望を取り除こうとした。
本当に、どこまで行っても強いガキだ。
私たち以上に大人びた配慮に、思わずこちらも呆気に取られた。



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