【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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882: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/17(木) 23:47:58.11 ID:ztf/P3ZF0

【act.4】

ルカ「犯人が最後に行うのはアリバイの確保。要は自分のアリバイを証明する証人を立てる作業だな。ここでも犯人は偽りの犯人像を作り出した。それは、『モーテルを片っ端から訪問して襲撃をかけている』犯人だ」


ルカ「モーテルには冬優子しかいないことが犯人にはわかっていた。だから、冬優子の部屋のドアノブだけを執拗に捻った。当然、こんな深夜にそんな真似をされれば警戒しないはずもない。冬優子に揺さぶりをかけたら準備OK、後は自分の部屋に戻って、さも自分も同じように狙われたかのような発言をすればいい」


ルカ「最年少である犯人はその瞬間守らねばならない弱者という立ち位置に着くことが可能で、実際冬優子も彼女と行動を共にすることになった。まさか自分がアリバイ確保のための小道具扱いされているとも知らずにな」


ルカ「偽りの犯人像に踊らされた冬優子は犯人を引き連れてライブハウスへ。消えてしまった中学生と三峰結華の居場所を探すため協力してほしい、という旨の緊急通信を病院へと送った。たまたまロビーで眠っていた私がそれに気づき、応答。ちょうどそのタイミングだった」


ルカ「犯人が仕掛けていた花瓶のトリックが作動。病院中に花瓶が割れる音が鳴り響き、急いで現場に急行。そこで最初に目につくのが、割れた窓ガラス。そこからは完全に犯人の思い通りさ、私は今この瞬間に和泉愛依を殺して窓を割って脱出した犯人をイメージして……無意味にアリバイを確保している犯人を疑いもしなくなっちまった」


ルカ「……なあ、こんな姑息な真似をお前がしたって言うのかよ……?」


ルカ「小宮果穂……もう、終わりにしようぜ」


【COMPLETE!】





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