【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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824: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/17(木) 22:28:45.44 ID:ztf/P3ZF0

ルカ「そうか、わかったぞ!」

【COMPLETE!】

ルカ「ひとりでに花瓶が割れる……つまり、犯人がそのトリックを仕掛けてから時間差で花瓶が割れる仕組み、ということだ」

ルカ「時間が経つと性質が変わるもの……ぱっと思いつくものはなんだ、美琴」

美琴「えっと……氷、かな? レッスン場に持ち込んでも、ちょっと忘れてるうちに溶けちゃってることがよくあるから」

冬優子「そうね……水は固体、液体、気体とその性質を変化させる……だけど、それがどうしたの?」

ルカ「今回の事件があった現場は病院だ。病院で氷と言えば、真っ先に思い付くものが無いか?」

透「あー、あれだ。おでこに載せる奴」

ルカ「ご名答。犯人は病室の中にある冷凍庫、そこで冷やしてた【氷嚢】を使ったんだ」

ルカ「花瓶を机の縁、そこに半分ぐらいのっけた状態で安定させる。そこから側面に添わせるようにして氷嚢を積んでいくんだ」

ルカ「放っておいても安定する形を見つけられれば準備完了。後はそのまま部屋を出れば勝手に進行する。中に入っていた氷嚢はゆっくり、ゆっくりと溶けていき、その中の氷も徐々に水へと変わる」

ルカ「そうなると氷嚢の形自体が変わってしまう。立体パズルのように組み合わさっていた氷も液体となることで花瓶の底面にまんべんなく広がっていく、そうなるとさっきまで安定していたバランスも一気に崩れることになる」

ルカ「そこで机から落下、その衝撃で花瓶は砕け散り、その破片で氷嚢も破けちまうって寸法だ。これなら現場にいずとも花瓶を割ることもできるし、更に不自然な証拠を残すこともない」

夏葉「なっ……そ、そんな……そんなの……」



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