【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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506: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/06(日) 23:33:05.43 ID:6WraeaE50

今この場には私とこいつしかいない。
病院から逃げ出すことは不可能。
詰問には正に打って付け、浅倉透も観念した様子で慎重に言葉を選びながら語り始めた。


透「……そもそも、私が連絡取れてたのはモノクマからの干渉を拒める手段があったからなんだよね」

透「この島にいる限り、モノクマには全部知られちゃうんだよね。何をしてるか、何を話してるのかも。全部」

透「だから、そこら辺をクリアにする機能を持ったのがあったんだけど……今はもう使えない、取り上げられちゃったから」

透「だから、伝えられないんだ。モノクマに知られたらまずいから」

ルカ「結局、私たちに言えることは何もないってのは変わんねーのか」

透「……ごめん」


情報には何も進展はなし。
モノクマへの抵抗手段があったと言うことは知れたが、今はもうそれも手元にないと言うのだから仕方ない。
ただ、進展はなくとも、浅倉透という人間は少し見えた。
声の調子、視線、息遣い。それをすぐ間近で改めて観察することで、こいつが嘘をついていないことは分かる。




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