【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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502: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/06(日) 23:28:09.93 ID:6WraeaE50

今日の夜の間の看病は私とこいつの二人で引き受けることになった。
私は昨日朝まで熟睡していたし、こいつも日中はよく眠っていたらしく、体力に余裕がある。
それに、私自身こいつと今一度話したいとも思っていたからだ。

看病に行く前、通信を終えて静まり返ったロビーで私は話しかけた。


ルカ「……この前は悪かったな」

透「え、急に何」

ルカ「千雪の裁判終わり、急に胸ぐら掴んで恫喝なんかしちまってよ」

透「あー……いいよ、別に」

ルカ「……私も動転してた」


でも、その動転はこいつへの疑念からの派生だ。
私たちにひた隠しにする、外部の人間とのつながり。
そこに私たちの求める回答の一つがあるであろうことは容易に想像がつく。
その気持ちが私に焦らせた。

今は一旦その時の非礼を詫びることにした。
こいつだって、私たちと全員と一蓮托生の一人。
中学生のように悪意が表に出ていないうちから敵対を続けるのは得策ではないと気付いたのだ。

そして、何より私にとってこいつへの認識を改める要因になったのがこの絶望病だ。
あんなに血相を変えて飛び込んできて幼馴染の容体を案ずる。コロシアイに加担している人間とは思いがたい行動ではなかろうか。



だから、私はここで見極めたい。
浅倉透という人間の真意を、七草にちかがぶつけた敵意が適正だったのかを。



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