【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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421: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/03(木) 23:55:18.43 ID:cC0CFlEJ0

ルカ「……なあ、メガネ女。この前は悪かったな」

結華「……この前?」

ルカ「……ライブハウスで、お前の傷も癒えてないってのに田中摩美々のことをほじくり返すような真似して」

結華「……うん、気にしないで」

(『気にしないで』ってなぁ……)


人が変わったようなしおらしさに私も二の口が継げない。
謝りはしたのだが、メガネ女自身が田中摩美々の死を直視し、受け入れなければきっとこの状態は進展することはない。
さて、どうしたものか。千雪が私にやったように小学生と中学生に会わせてみる?
いや、黛冬優子が手紙を案じたように、きっとこれも逆効果なんだろう。
そもそも他人からの働きかけを受けること自体が、こいつにとっては負担になる。


結華「あ、あのさ……二人が来てくれたのは嬉しい、けど……これは自分で向き合わなきゃいけない問題だから」

ルカ「それはそうかもしれねーけど……お前は一人で向き合えんのか?」

結華「……」

ルカ「私には、お前がそんなに強いようには____」


そこで、黛冬優子が私の前に左手を出して制した。
どうやら私はまた危険な一歩を踏み出しかけていたらしい。
三峰結華の地雷原においてはこいつの方がよく見えているようだ。
私は出かけた言葉を慌てて戻して、一歩引くことにした。




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