【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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314: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 22:31:48.35 ID:m2HupEjL0

私には、あいつから与えられた命令がある。
勝負というものは正々堂々ルールに則って行われなくちゃならない、それは勝敗決定後のペナルティだって同様に。
最後まで履行されることでやっと勝負は勝負として成立させられるのだ。


____本当に、とんでもない罰ゲームを考えつくものだ。


ルカ「……畜生、とんだ難題だよ」

美琴「……ルカ?」


私は酒を一気に飲み干して、御猪口を机に音を立てて置いた。
その音に反応して、美琴の視線もこちらへ。


ルカ「……っあー! 効くな、これ」


酒の勢いに任せて言ってしまえ。
千雪の下した命令、託してくれた想い、それは私にしかできないことだ。
一度孤立無援の闇に落ちた私だからこそ、この濃霧のかかった状況を切り開くことができる。
身体が焼けるように熱い。燃えているのは、腹の中、そのもっともっと奥の底。
飲みほした酒が、その炎の勢いをより激しくする。
立ち昇る豪炎はやがて火柱へ。
そして焔は力となり、衝動となり、言葉になる。



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