【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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306: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 22:23:58.39 ID:m2HupEjL0

そして残されたのは、放課後クライマックスガールズの連中と私たちの五人だけ。
顔を見合わせ、ため息とともに甘党女が切り出す。


智代子「……これから、どうしよっか。私たち、まだこの生活を続けなくちゃいけないんだよね……?」

ルカ「……どうするもこうするもないだろ、とりあえずは地上に戻らねーことには何も変わらねーぞ」


中学生の言っていたことは決して間違ってはいない、正論だ。
ここで他の連中の安否を心配してそわそわしていても事態が好転することもないし、その答えを得ることもない。
私たちがすべきなのは、自分たちの生還を第一に考えること。


夏葉「……そうね、みんな一度頭を冷やすべきだわ」

果穂「そう、ですね……あたしたち、協力しないといけないはずなのに……今のままじゃ……」

美琴「……」


帰りのエレベーターの空気は重たかった。
誰も言葉を発さずに、ただ壁にもたれて俯いていた。
仲間の死、仲間の裏切り、失った記憶、真偽不明の真実……受け入れがたいその全てを何度も何度も頭の中で検証するだけの時間だった。

そして、何も言わぬままホテルへと戻り、それぞれの個室へと帰っていく。
今日の所は、もうそうするしかない。
数時間前のあの花火大会の活気は、もはやどこにもなかった。



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