【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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279: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:55:34.36 ID:m2HupEjL0

摩美々「こ、これ……何ですかぁ……?」


ゲームをクリアし終えた田中摩美々は弱々しく声を上げる。
当然だ、外野のある私ですらそのシナリオは飲み下すことができない異物感を感じている。
ユニットの仲間の無事を願い追い求めたはずの真実は、あまりにも残酷な形で牙を剥いた。


モノクマ「何って、TRUE ENDだよ?」

モノクマ「オマエが知りたくて知りたくて、でも知るのが怖くて桑山さんを手にかけてまで隠蔽しようとした真実そのものだよ!」

摩美々「ち、違う……摩美々が知りたかった真実はこんな……」

モノクマ「ん? なんでオマエが勝手に真実を裁定してるの?」

モノクマ「真実ってのは誰の意思にも関係なくそこに存在しているからこそ真実なんだよ? 誰かの願望や意思に合わせて動くものはただの都合の良い欺瞞だよね!」

摩美々「じゃあ本当に……霧子が甘奈を脅迫して……その上で甘奈を裏切って殺したっていうんですかぁ……?」

モノクマ「へー、オマエにはそう見えたんだ」

モノクマ「ごめんね、これはあくまでゲームだからさ、その細かい設定まではわかんないや!」

摩美々「ふ、ふざけないでくださいよー、このゲームがノンフィクションって言ったのはあなた……」

モノクマ「うぷぷぷ……さあどっちなんでしょうね?」


モノクマはのらりくらりと田中摩美々の追及を躱す。
このゲームが真実なのかどうか、そもそもノンフィクションという言葉をどこまで信用していいのか、それを知るのはモノクマのみ。
モノクマはその絶対的な知の優位を振り翳して悦に浸っているようだった。



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