西片「し、躾るのが、好きだから?」高木さん「へえ。よくわかったね、西片」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/20(木) 23:05:21.76 ID:o7m9OMWJO
「じゃあ、正解したご褒美に西片が大好きな子猫ちゃんになってあげる"にゃん"」
「は……?」

聞き捨てならない発言とその語尾に耳を疑ったオレは思わず辺りをキョロキョロ見渡して親猫が居ないことを確認してから改めて高木さんに視線を戻すと、可愛い仕草で鳴いた。

「にゃんにゃん♪」
「っ……!?」

か、かわいい。なんだこれ。なんだ、これ!

「どうしたのかにゃ、西片? さっきから固まってるけど、もしかして気に入らにゃい?」
「そんなことないよ! 全然! ちっとも!!」
「そう? にゃはは褒められて嬉しいにゃん♪」
「げほっ! がはっ!?」

やばい。思わずえずく程、どストライクだ。

「た、高木さん」
「んー? にゃに?」
「その喋りかた、すごくいいんだけど、ちょっと刺激が強すぎるというかなんというか」
「じゃあ、やめよっかにゃ」
「い、いや! もうちょっと、耐えてみるよ」

果たしてオレは耐えられるか。甚だ疑問だ。


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