4:名無しNIPPER
2022/01/02(日) 10:13:53.14 ID:52A9CYMZ0
高校入学式の前日
TRRRR
藤木「はい、藤木です」
小杉「藤木君?俺、小杉だけど」
藤木「小杉君!明日から一緒に高校に通おうね」
小杉「・・・・」
藤木「部活、何部にする?選択科目も同じ教科をとろうね」
小杉「・・・あのさ、藤木君」
藤木「何だい?」
小杉「高校じゃ話かけないでくれ」
藤木「えっ・・・」
小杉「何驚いてんだよ、当たり前だろ。どこの世界に何度も裏切る奴と友達を続けるアホがいるよ。いくら僕が愚鈍でもそこまで馬鹿じゃないぜ」
藤木「そ、そんな・・・」
小杉「君さぁ、永沢の家で互いの性格について話あった時僕に何言ったか忘れたのか?「君程愚鈍になるくらいなら僕は一生卑怯で良いよ。愚鈍程嫌なもんはないよ」
言ったろ。あの言葉は一生忘れられそうにないよ。僕は君のこと嫌いだよ」
藤木「・・・・」
小杉「君が永沢に底辺私立への進学を強要しようとした時だってな、あれは君以上に永沢が嫌いだったから助けたんだよ
敵の敵は味方ってやつだな。別にお前に友情を感じて助け船だしたわけじゃない。今だって3年間、君とクラスが分かれてほしいよ」
藤木「・・・・」
小杉「とにかく、そういうわけだから。俺は高校で柔道部に入るんだ。そっちで友達作るよ」
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