8:1 ◆kgsOVVNJ6U
2022/01/03(月) 00:07:56.53 ID:SfOnM1or0
-ウルク・ジグラット-
ギルガメッシュ「なるほど、それでこの英霊アルテラを連れてきたわけか」
マーリン「その通りだ。彼女に協力してもらえるならウルクの守りも再び堅く出来ると思うんだがね」
マーリンがあの手この手を使い、ジグラットまでアルテラを連れてくることに成功した。
アルテラはギルガメッシュを、ギルガメッシュはアルテラを、目をそらすことなく毅然と見ている。
アルテラ「自己紹介は要らぬようだな、英雄王」
ギルガメッシュ「ほう、我に対してそのような口を利くか」
マシュ(先輩、ギルガメッシュ王の顔は笑ってますが、なんだか雰囲気が・・・)
藤丸(うん、私たちが力試しされた時より空気が重い・・・)
短い時間ではあったが、そこには沈黙が生まれた。シドゥリさんやマーリンすらもその口を閉ざすほどの重さを持って。
ギルガメッシュ「・・・フン、このようなことに時間を費やしている余裕などない。下がるがよい」
藤丸「いやいやギルガメッシュ王!?アルテラさんをどうする、とか無いんですか!?」
ギルガメッシュ「知らん、このウルクに危害を加えるなら相応の対応はするが、特にその気が無いならあとは好きにしろ」
アルテラ「・・・そう、だな。この都市を破壊する気はない、好きにさせてもらおう」
言うや否やさっとジグラットを出ていくアルテラを、慌てて追いかけた。
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