51:1 ◆kgsOVVNJ6U
2022/01/07(金) 00:55:16.42 ID:TTQsbCT70
目を覚ます。
そこはウルクの街。どうやらいつの間にか、冥界から出てこれたようである。
そしてそばには、まだ眠っているマシュの姿が。
藤丸「マシュ、マシュ」
マシュ「・・・ん、おはようございます、先輩」
藤丸「うん、おはよう」
朝日を浴びて、マシュは輝いている。そんなマシュを見ていると、恥ずかしいのか顔を赤くしてそっぽを向いた。
かわいい。
ジャガーマン「いやー若いっていいにゃあ」
いつの間にか真横に居たジャガーマンがニヤニヤしながらこちらを見ていた。
ケツァルコアトル「邪魔をしない!」
ジャガーマン「ふぎゃっ!」
マシュ「ジャガーマンさん、なにかを叩きつけられ地面に埋没しました!・・・ってケツァルコアトルさん、手にしてるのは」
マーリン「やあ、マーリンお兄さんだよ・・・」
藤丸「マーリン、なんかボコボコだけど大丈夫・・・?」
マーリン「いやーまさか一通りの関節技を決められたあと、鈍器として使われるとは・・・」
ケツァルコアトル「まだまだ余裕みたいね。次は地面に百回くらい打ち付けてみようかしら」
マシュ「ケツァルコアトルさん、そうしますとマーリンさんが死亡してしまうので、やめていただけると・・・」
ケツァルコアトル「んー、わかりました!マシュがそういうならそうしましょう!・・・と、そろそろ時間みたいね」
ジャガーマン「ありゃ、もう退去か。もうちょっと遊びたかったんだけどなー」
ケツァルコアトルとジャガーマンが光に包まれる。つまり、もういなくなってしまうということ。
藤丸「そっか・・・」
ケツァルコアトル「そんな悲しい顔しないで!あなたたちには笑顔が似合ってます!」
ジャガーマン「まあいつかどこかで会うかもしれないわけだしにゃ。そんときゃよろしく頼むぜ、マスター!」(※この後カルデアで会います)
そう言って二人は還っていった。
マーリン「では私もアヴァロンに戻るとしよう。最後にジグラットの上で女神と王が待っている。行くといい」
マシュ「はい、ありがとうございました。マーリンさん」
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