16:1 ◆kgsOVVNJ6U
2022/01/03(月) 02:02:46.80 ID:SfOnM1or0
マシュ「巴御前、確か彼女は魔獣たちの将軍ギルタブリルと相打ちになったと・・・」
牛若丸「ええ。ですが、その霊基は消える前に、魔獣たちが回収していたのですよ。そして私と同じように、ケイオスタイドに入れられた」
巴「■■■■」
巴御前の影が矢を放つ。それは寸分違わずに私の眉間と心臓を狙って来て、マシュが盾で受けてくれた。
牛若丸「おっと失礼、私と違って彼女の意識は無いに等しく、待つということができませんもので」
マシュ「先輩、あの巴御前さん、ただのシャドウサーヴァントでは無いようです!」
ロマニ『こっちでも観測した!確かにシャドウサーヴァントのようだが、その出力は桁違いだ!神霊サーヴァントに匹敵するぞ!』
牛若丸「それだけ母上の権能が強いということだ。そしてたった今、聖杯は母上に届けられた」
牛若丸の言葉に呼応するように、海から無数のラフムたちが浮かび上がってくる。
牛若丸「ではこの傷ついた身体は破棄しましょう。藤丸殿、マシュ殿、次に会うことがあれば、それがお二人の最後です。尤も、その機会も無いでしょうが」
そう言って、牛若丸は消えた。そしてついて行くように、巴御前も泥の中へ沈んでいった。
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