59:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:10:53.41 ID:O8t46fem0
──翌日・公園──
先生「悪いね。急に呼び出してしまって」
60:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:11:32.83 ID:O8t46fem0
先生「──彼女に、僕を紹介してくれないかな?」
シーン
61:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:12:25.79 ID:O8t46fem0
先生「そのお詫びっていうかさ。直接会って話をしたくて。そうしないと教職として筋が通らないだろう?」ハハ…
私「筋を通すべき相手は浮浪者に対してなのでは?」
62:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:13:51.49 ID:O8t46fem0
私「私、帰ります」スッ
先生「え?」
63:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:14:37.68 ID:O8t46fem0
私「薄々察していたのかもしれません。先生がそういう人だって」
私「自分の勘違いだって信じたかった。だけど……つまり先生はそういう人だったんですね」
64:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:15:32.17 ID:O8t46fem0
──
私「……」シュン
65:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:16:13.70 ID:O8t46fem0
私(陽が傾いて歩道が夕焼けに染まる。彼女の美しい容姿に濃い影が落ちた)
美少女「人は皆、美しい者に惹かれる──」
66:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:17:09.87 ID:O8t46fem0
──1年前──
研究員『博士っ。大変です!』ガチャ
67:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:18:09.77 ID:O8t46fem0
美少女『質問に答えてください。どうして私を逃がしたんです?』
マスター『決まってるだろう。お前が美しいからだよ』
68:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:19:37.77 ID:O8t46fem0
美少女『博士……人面虫の研究をされてる方ですよね。妖精プロジェクトとか言われてる』
マスター『彼女の研究は最高さ。妖精が完成すれば、人類の道徳観を根底から覆す存在となる』
69:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:20:41.26 ID:O8t46fem0
美少女『バイトと……れ、恋愛』
マスター『恋愛? あはは、お前って理想が高そうだけど』
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