【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 15巡目
1- 20
850:コンマ一桁以外全部反転 ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2022/01/04(火) 23:35:32.28 ID:fz9FYlIE0
海国での無事を祈ってペアリスさんにも羽のお守りをあげるって

ペアリス「そういえばワイズ知ってる? この船ちょっと遠回りして海国に向かってるんだって」

何でも本来のルートに海賊船がいてそのルートを使えなくなっちゃったかららしいんだー。と、ペアリスが僕に教えてくれた。

ワイズ「……へー、怖いね海賊船なんて」

その海賊船を見つけたのは僕とドロシーさんなんだけど、それを言うのはまあ……恥ずかしいから止めておこう。それになんか自慢っぽいし、褒めて欲しいわけでもない。

ペアリス「ねー。私は私の歌と踊りで海賊の皆だってファンにしちゃう気満々だけど――それでもちょっと怖いもん。親衛隊の人たちが守ってくれるかも……だけど」

親衛隊の皆だって私のファンだもん、海賊に襲われた私を助けるために汚しちゃったり、最悪…………そんなの、嫌だもん私。

プルプルと、ペアリスの手が震えるのが見える。自分が襲われるかもしれない、自分のせいでファンの皆が被害を受けるかもしれないという恐怖で…………。

――よし!

ペアリス「え、ちょ、ちょっとワイズ!? ど、どうしたの――」

ワイズ「はいこれ! 僕のお守り!」

海国で皆の無事を祈って、ペアリスの無事を祈って! 僕の思いを込めたよ!

そう言ってペアリスにドロシーさんのときみたいに羽を千切って手渡す……ぽかん。と、口が開いて固まってしまった。

ペアリス「…………やっぱりワイズは悪い人じゃないね、うん」

ワイズ「えっ!?」

ペアリス「うふふ! ありがとうお守り! 大事にするね!」

――推しにありがとうって言われた! 嬉しい!


ペアリスの好感度が上がりました!(114)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/288.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice