【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 15巡目
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406: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/27(月) 01:10:05.61 ID:5IjInxGo0
それじゃあちょっとだけ本編の続きやっていきたいと思いまーす。
※
ワイズ「…………はっ!?」
飛び起きるとそこはいつものベッドの上だった。砂国でほぼ毎日お世話になったギルド二階宿屋の一室だった。
ワイズ「はぁ、はぁ、はぁ……はぁ」
身体中を気持ちの悪い汗でびっちょりと濡らしながら、息をゆっくりと整える。
……今のは、何だったんだ? 夢? 幻覚? 天使と、神様が……僕の目の前に?
ユウナ「んんぅ……ぇへ、食べられないよぉ……」
ドロシー「すぅ……すぅ……」
ワイズ「…………」
僕の両隣で気持ちよさそうにスヤスヤと寝息を立てているユウナとドロシーさんの顔を見て、心を落ち着かせる。いや、落ち着く前にちょっと驚いた。なんでこの狭いベッドで一緒に寝てるんだ……?
……ああ、そうだ。昨日一緒にお風呂入って……一緒に眠ったんだ。普通に湯船につかって、普通に睡眠をした。寝る前にちょっと雑談なんかして……そうしてる間に皆寝落ちしちゃって。
…………お風呂、目隠しされたな。ドロシーさんに、思い出した。
ワイズ「うっわ、マジでびっちょびちょだな。寝汗……」
ここまで濡れてると気持ちが悪い。あんま好きじゃないけどお風呂入ってさっぱりしてこよ……。
――お風呂に入っている間。ずっと同じことを考えていた。
神の身体…………神の如き力を得られるアイテムで、神様の身体そのものみたいに思ってたけど違うのかな……?
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