京介「あやせ!シスカリやろうぜシスカリ!」あやせ「はぁ!?」
1- 20
145:名無しNIPPER[saga]
2022/02/19(土) 16:35:46.09 ID:nUhTNnHM0
桐乃「留学に使うお金はそりゃ、あたしが立てたんだし?あたしが何に使おうがあたしの勝手な訳だけど」

桐乃「半ば強引に押し倒したし、それなりの成果はあげなきゃって思ってたの」

桐乃「だからその、あんたらにはサプライズ…みたいな?」

桐乃「ちゃんと結果残せたんだよって…胸張って言えるまでは何も話さない事にしたの」

桐乃「その方がやる気も出るし…自分の中だけでもけじめをつけたかったから」

京介「…それで?結果は…」

桐乃「……最初はさ、あたしも慣れない土地で実力をフルで発揮できないだけなんだろうなって…」

桐乃「軽い気持ちで考えてた…でも……」

桐乃「1週間経っても、1ヶ月経っても…ずっと、頑張ってる、筈なのに…」

桐乃「あんた達に何も言えないままズルズル引っ張っちゃって、焦ってきちゃって!それで、怖くなって…」

桐乃「それで、今日、コーチからやすめって…無理言われて…っ…」グスッ

京介「桐乃…」

あやせ「大丈夫、大丈夫だよ…桐乃」ナデナデ

桐乃「っ…あやせぇ…」

京介(…サプライズだとか、けじめだとかそういう問題じゃねーだろって今すぐ1発殴ってやりてぇ所だけど)

京介(こいつはこいつなりに考えて、必死に今まで頑張ってきたんだよな…)

京介(桐乃はどれだけ無茶苦茶でも曲がった事だけは絶対しねえ性分だって…俺は知ってるから)

京介(だからあやせも、怒らに怒れねぇんだしな…)

京介「なぁ桐乃。お前はどうしたいんだ」

京介「皆お前を心配してる。帰ったって誰も咎みゃしねぇ」

京介「このまま頑張ってみるか、それとも引き返すか…」

桐乃「…っ……分かんない、分かんないよぉ…」

桐乃「あんたはそう言うけど、あんだけお父さん達に息巻いといてこのザマだって…」

桐乃「少なくともあたしは恥ずかしいし、悔しいし、嫌だし…」

桐乃「でも、これ以上自信無くしたらあたし…あたし………」

あやせ「……」ナデナデ


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
146Res/210.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice