京介「あやせ!シスカリやろうぜシスカリ!」あやせ「はぁ!?」
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10:名無しNIPPER[saga]
2021/12/20(月) 02:37:20.16 ID:dDoZMxvB0
京介「頼む…出ろよ」プルルル

<お掛けになった
京介「また応答なしかよ…!」ピビッ

プルル…

京介「…」プルルルル

ブッ

『加ぁ奈ぁ子ぉ………』
京介「へ」

『電話するなって何度も言ったでしょ!!!』キーッ

京介「ひぐわっ!?」ビクッ

あやせ『って…その声、お兄さん!?』

京介「あぁそうだよお兄さん兼セクハラマネージャーだよ」

京介「よくもまぁ根も葉もない濡れ衣着せてくれましたねあやせたん!?」

あやせ『え?あ、…そ、その節は本当にすみません!』

あやせ『あれ以外にいい感じの理由が思いつかなくて…』

京介「あれをいい感じの理由と捉えちゃうのはいかがなものかと思うよ!?」

あやせ『う、うるさいですねっ!そもそもお兄さんがあんな面倒くさいことを私に押し付けなければ…!』

京介「いや押しつけてねーよ!?俺!?」

あやせ『あーもう!さっきからしつこいですね!!そんな話する為にわざわざ加奈子の携帯から掛けてきたんですか!?』

あやせ『今度は着信ではなく通報してあなたの存在そのものを拒絶しますよお兄さん!?』

京介「ならさっさと着信許可しろ!相談する時毎度あのクソガキにこき使われるとか死んでもごめんだわ!それに一々メルルのイベントの場所調べてそこまで行くの怠いし!」

あやせ『なんでそこまでして私にセクハラしたがってるんですかこの変態!死ね!』

京介「違ぇよ!今日は別にそんな…」

あやせ『嘘!どうせまた私をからかおうと…』

京介「だから話を聞けよ!!」

あやせ『……お兄さん』

京介「…俺は、ただ…お前が心配で」

京介「……いや、撤回しよう。多分そう、なんだろうな。お前の言う通りだ」

京介「桐乃が居なくなって…それで、振り回されなくなって」

京介「何かぼけーっとしてたら1日終わってるってそんな感じなんだよ」

あやせ『…』

京介「やっと自分の自由な時間を取り戻せたっ…て思っても何もやる気が起きないっつーの?」

京介「何しても落ち着かねーっていうかさ、心にすっぽり穴が空いたっていうか…」

京介「っ…なんて説明すりゃいいのかなぁ、これ…」


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