研究員「安価でデジモンを進化させる」
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917:名無しNIPPER
2023/06/20(火) 22:57:26.06 ID:PlYNVC/mo
数日後、ニョキモンはピョコモンに進化した。
https://i.imgur.com/B0YnRSd.jpg


フローラモンと同じ幼年期デジモンだ。
そろそろチャットによる会話を教えてみようか…

すると、信じられないことが起こった。


ピョコモン「あるじ!あし はえた! また きたえて!」


…ピョコモンは、口から人語を発したのだ。
これにはピョコモンの世話をしていたコマンドラモンとマッシュモンもぶったまげた。

まだ言葉を教えてないぞ…どうなってんだ!?

ピョコモンはさらに続けて喋った。

ピョコモン「ふろーら、うんこに まけたvくやしい! うんと つよくなる! きたえて!」


…なん…だと?
このピョコモン、自分を『フローラ』と名乗ったぞ。


コマンドラモンは、ピョコモンにチャットを打った。
『おぼえているのか あの たたかいを』


ピョコモン「こまんど かこよかた!ふろーらも こまんど みたいに つよくなる!」





フローラモンは、ただデジタマを遺していただけじゃない。

頭部の中にある…脳を、記憶を。
肉体の死の間際に、デジタマとして切り離すことで、前世の記憶と自己同一性を維持したまま、幼年期への転生に成功したのだ。

誰も気にしていなかった。
「なぜフローラモンは、花が頭部なのか」などと。
そういうデザインなのだろう、程度にしか考えていなかった。

だが違う。
フローラモンには、こういうことができる身体機能が、初めから備わっていたのだ。


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