910:名無しNIPPER
2023/06/20(火) 22:30:56.57 ID:PlYNVC/mo
すると、そこへ。
先程スカモンの背中に乗っていたチューモンが、どこかから素早く走り寄ってきた。
な、なんだ…?
すると、なんと。
チューモンはスカモンの口の中に手を突っ込み、何かを引きずり出した。
それは…脳か何かのように見えた。
チューモンは、スカモンの脳を持ち、走り去っていく。
コマンドラモンはチューモンを追い掛けようとしたが、体力の限界が来たようであり、がくんと地面に膝をついた。
チューモンは、トンネル…ネットワーク回線の方へ向かった。
そして、内壁が粘菌でびっしりと埋め尽くされたトンネルに飛び込んだ。
やがて、トンネルの内側にびっしりとこびりついていた粘菌達は、チューモンを包んでネットワーク回線の奥へと引っ込んでいった。
…我々は、スカモンに勝ったのだ。
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