79:名無しNIPPER
2021/12/14(火) 12:32:40.01 ID:Uki0mIelO
テントモンの巣へ運ばれたスターモンは、弱々しく呼吸をするものの、立ち上がることができず、どんどん弱っていった。
どうやら、一瞬毒針を突き刺された際に、スコピオモンの尻尾から神経毒を少量注入されたようだ。
テントモン達は、スターモンの口元へと蜜を運ぶ。
だが毒で身体が麻痺しているスターモンは、それを飲み込むことさえできなかった。
昆虫成長期デジモンの守護者であるスターモンが倒れた今、森はどうなったであろうか。
スターモンが育てたゴツモン軍団が、彼の代わりに昆虫成長期デジモンのボディーガードを引き受け、食虫植物デジモンと戦っていた…?
…否、そんな生易しい状況ではなかった。
テントモン達も、ゴツモン達も、食虫植物デジモン達でさえも。
次々とスコピオモンの餌食となっていったのである。
スコピオモンの闘争欲求は異常なほど強かった。
腹が減っていないときでさえも、動くデジモンを見つけ次第襲いかかり、麻痺毒を注入。
そして巣へと運び、貯蔵したのである。
スコピオモンの巣には、明らかに食べ切れずに持て余している、大量の獲物が転がっていた。
ゴツモン、テントモン、ワームモン、ベジーモン…。
麻痺させられ保存食と化したそれらのデジモン達を、スコピオモンは時折まるで自慢のコレクションかのように眺めていた。
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