748:名無しNIPPER
2023/06/02(金) 00:05:40.34 ID:VkqQSjxro
デジモンは、コンピュータウィルスが進化して産まれたデジタル生命体…という通説は、合っているようでもあり、そうでもないといえる。
これは、動物の進化のイメージが近いといえる。
動物は、細胞内のミトコンドリアによって酸素と糖分から莫大なエネルギーを得る力…「好気呼吸の力」を獲得した生物群だ。
好気呼吸によって得られる活動エネルギーは、メタン細菌のような他の代謝システムをもつ生物が生み出す活動エネルギーよりも遥かに大きい。
そのミトコンドリアの起源は、αプロテオバクテリアと呼ばれる好気性細菌だったといわれている。
しかしながら、動物はαプロテオバクテリアそのものが直接進化して誕生した生物というわけではない。
原始的な真核生物が、αプロテオバクテリアを取り込んで、細胞内共生することで進化した種だ。
デジモンもまた、ウィルスそのものから直接進化した存在というよりは、データを分解・吸収するための手段として、ウィルスを利用するようになった生物、ではないかと予想されている。
デジタルワールドには、『デジモン以外のデジタル生命体』も存在している。
たとえば微生物や細菌、植物に近い生命が確認されている。
それらデジタル生命体の中のひとつであり、最も強力に進化した系統が「デジタルモンスター」なのだ。
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