研究員「安価でデジモンを進化させる」
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698:名無しNIPPER
2023/05/30(火) 23:51:27.05 ID:zm1NUAgko
その進化を見届けたジャガモンは、深くうなずくと…

体表を構成する岩石のような装甲が、ボロボロと剥がれ落ちていった。

ジャガモンの肉体はどんどん崩れていく。
以下略 AAS



699:名無しNIPPER
2023/05/30(火) 23:52:22.85 ID:zm1NUAgko
大木へ進化したウッドモンこと、ジュレイモンは…
休眠状態のジャガモンを一瞥すると、森の中心へと進んでいった。


700:名無しNIPPER
2023/05/31(水) 00:10:44.43 ID:LRT6okKKo
…ときに。

現在のデジタルワールドは、成熟期…レベル4デジモンを頂点とした生態系ではあるものの、個体数では成長期…レベル3デジモンの方が多い。

それは何故なのだろうか?
以下略 AAS



701:名無しNIPPER
2023/05/31(水) 00:17:26.29 ID:LRT6okKKo
それは、高い戦闘能力をもつ肉体を維持するには、莫大な消費カロリーを必要とするからだ。

かつて出現したレベル5デジモン、スコピオモンを覚えているだろうか。
スコピオモンは、その強靭な肉体を維持するために、森林に住むデジモン達を乱獲した。

以下略 AAS



702:名無しNIPPER
2023/05/31(水) 00:23:49.89 ID:LRT6okKKo
かつて我々の世界は、巨大生物であふれていた。
トンボの祖先は体長が30cmもあったといわれているし、全長20mを超える恐竜が陸上を闊歩していたこともあった。


しかしながら現在では、そんな巨大生物はほぼ存在しない。
以下略 AAS



703:名無しNIPPER
2023/05/31(水) 00:26:46.28 ID:LRT6okKKo
では、デジモンにとってレベル5への進化は、死の病なのであろうか?

過剰なパワーと引き換えに強い空腹に襲われるだけの、誤った進化なのだろうか。


以下略 AAS



704:名無しNIPPER
2023/05/31(水) 00:31:40.09 ID:LRT6okKKo
あのブロッサモンは一体何者だったのであろうか。
ジャガモンとの関係は一体なんだったのだろうか。

我々の研究所は、ブロッサモンは『ジャガモンの後継者である』と仮説を立てた。

以下略 AAS



705:名無しNIPPER
2023/05/31(水) 00:33:46.01 ID:LRT6okKKo
そして今、ジャガモンは体内のエネルギーをウッドモンへ渡し、ジュレイモンへと進化させた。


ジャガモンのような、動物型と植物型のハーフではなく。
完全な植物型のレベル5デジモンに、守護者の座を譲ったのである。


706:名無しNIPPER
2023/05/31(水) 00:35:44.03 ID:LRT6okKKo
ジュレイモンは、さくらんぼのような赤い果実を実らせた。

甘い香りに誘われ、動物型デジモン達がジュレイモンの周囲に集まり、果実を食べていく。

ジュレイモンはそれを眺めながら…
以下略 AAS



707:名無しNIPPER[sage]
2023/05/31(水) 01:19:50.59 ID:S+vp7nWso
ジャガモンも現役引退か


708:名無しNIPPER[sage]
2023/05/31(水) 03:59:15.35 ID:YFi/b0Ak0
現実で一番大きい生物って言ったら確かに木だもんなあ……


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