371:名無しNIPPER
2021/12/23(木) 23:02:33.13 ID:MpZBmipvO
その時。
廊下の奥から、マッシュモンの声が聞こえた。
コマンドラモンは、部屋の中に隠れ、顔だけ出して廊下の様子を伺った。
やがて、マッシュモンの足音が近付いてくる…。
我々は目を疑った。
大量のマッシュモンが、一列に並んで歩いてきているのである。
マッシュモン達は不気味な歌を歌いながら、各自ペレットを右手に持って掲げながら行進している。
何体いる…?
すれ違うマッシュモンの数を数えてみた。
3, 4 5 6 7 8 …
…
…27体…
…まだいる!
馬鹿な!?
有りえない!
40体を過ぎても、まだいる!
こんなことはあり得ない!
事前にロジスティック方程式によって、個体数のシミュレーションを行ったが…
あれだけの短期間で、こんなに成長期デジモンが繁殖するなど…
あり得ない!!
成熟期デジモンは、一体でこんなハイペースにデジタマを産めないはずだ!
大量の成熟期デジモンが住み着いている…?
そうだとしたら、データマイニングで送ったペレットがあっという間に底をつくはずだ。
何故だ…
何故成長期デジモンが、こんなにたくさん増えているんだ!?
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