368:名無しNIPPER
2021/12/23(木) 22:52:22.95 ID:MpZBmipvO
我々は要塞の奥へ進もうとした。
だが、この狭い迷路を進んだら、曲がり角で鉢合わせしそうだな…。
すると、コマンドラモンは、息を深く吸い込んだ。
なんとコマンドラモンの体表の色が、周囲と同じ色に溶け込んでいくではないか。
これには驚いた。
なんとコマンドラモンは、カメレモン同様に光学迷彩ができるのであった。
マジ!?
性能盛りすぎじゃないかコマンドラモン!?
だが、美しい花弁を持った目立つフローラモンがいては、隠れる意味がない。
…コマンドラモンが、壁を背にしてゆっくり進み、フローラモンには壁とコマンドラモンの間に隠れながら進んでもらうことにした。
うーん。さすがに無理があるな…。
フローラモンには、いったんゲートを通じてフラッシュメモリの中に帰ってもらった。
どこか適当なアクセスポイントが見つかったら、またそこから出てきてもらおう。
私は、コマンドラモンにドローンを持ち上げてもらいながら、慎重に要塞の中を進んだ。
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