20:名無しNIPPER
2021/12/12(日) 11:42:25.22 ID:Z7xH1WndO
ヌメモンは高い生存能力を持っていた。
普段は川のそばに住み、藻や苔を舐め取って食べている。
デジモンの死骸を見つけると、それを貪って分解している。
21:名無しNIPPER
2021/12/12(日) 11:48:21.53 ID:Z7xH1WndO
だが、やがて陸上には、ヌメモンと同じかそれ以上の力を持ったデジモンが現れ始めた。
昆虫型デジモンが進化したのである。
https://i.imgur.com/IkHd8Ew.jpg
https://i.imgur.com/53z6JEM.jpg
22:名無しNIPPER[sage]
2021/12/12(日) 12:01:57.98 ID:V/Zw5v1no
1
23:名無しNIPPER
2021/12/12(日) 13:27:39.45 ID:Z7xH1WndO
ヌメモンはいくつかタマゴを産んだ。
それらからは、やがて幼年期のデジモンが産まれ、プヨヨモンへと成長した。
湿地帯に巣を作ったヌメモンの周りには、プヨヨモン、シャコモン、ヌメモンが暮らしており、生活圏を広げていた。
24:名無しNIPPER
2021/12/12(日) 13:35:38.51 ID:Z7xH1WndO
ヌメモンは、ヤンマモンの羽を狙って泥を投擲した。
だが、素早く飛び回るヤンマモンは泥を難なく躱し、ヌメモンの首へ噛み付いた。
ヤンマモンの牙は、ヌメモンの神経を、血管を、引きちぎっていく。
25:名無しNIPPER
2021/12/12(日) 13:40:06.00 ID:Z7xH1WndO
なんのことはない、ただの食物連鎖の一貫である。
今捕食された個体のことは、やがて誰もが忘れ去っていくであろう。
だが、この湿地帯に、貝類の姿をしたデジモンが繁栄しているという事実が…
かつて海から上陸した、ひとつの軟体動物型デジモンの個体の存在を、誰にも知られずに語り継いでいくのである。
26:名無しNIPPER
2021/12/12(日) 13:41:25.35 ID:Z7xH1WndO
つづく
27:名無しNIPPER[sage]
2021/12/12(日) 13:57:17.10 ID:V/Zw5v1no
たんおつー
28:名無しNIPPER[sage]
2021/12/12(日) 23:44:29.00 ID:SsVFmZR9o
どんな弱そうなデジモンも超ゴツい究極態になれる可能性があると思うと何か面白いなデジモンの進化
29:名無しNIPPER
2021/12/13(月) 08:32:19.81 ID:glagszZPo
次の観察個体は…↓
@プヨヨモン(ヌメモンが産んだタマゴ)
Aプヨヨモン(海中のタマゴ)
B???(熱水噴出孔周辺のタマゴ)
30:名無しNIPPER[sage]
2021/12/13(月) 08:45:49.95 ID:lVG8Nwt3o
3
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