671: ◆cUhskXlNTw[saga]
2022/02/26(土) 20:46:47.58 ID:CxmWLD+Vo
男「あんまり印象に残っていない」
ぶりっ子「へ？」
男「シンプルに言えば……親にとって俺は邪魔だった。だからコミュニケーションなんてものもないし、人間性も分からない」
ぶりっ子「……………………」
男「どうした？」
ぶりっ子「ふざけないで下さい！！！私がバカみたいじゃないですか！！！」
男「なんだよ！？ごめん！よく分かんないけど許してくれ！」
ぶりっ子「私は曲がりなりにも必要とされてたんですよ！？そんな経験もない人に対して我が身を哀れんで自分を語って……私は最低です！」
男「まぁまぁ落ち着いて。確かに必要とされてはいなかったんだけど、それほど俺は苦にもしていなかったからさ。そりゃちょっとは空しかったけどね」
ぶりっ子「でも！」
男「『事実』がどうあったか。これは確かに大事だが、『感情』としてどう思ったか。人生について考えるとき、こっちのほうが重要だ」
1002Res/653.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20
