37:お待たせいたしました[saga]
2023/04/17(月) 23:28:59.57 ID:X+W4fskV0
一方その頃、とある高校学生寮のある一室にて
テレビ「速報です! 先ほどルパン三世一味と思しき男二人組が第七学区内で目撃されたとの情報が入りました! 男たちは乗用車を残して逃走、現在警備員が行方を調査しているとのことです!」
禁書目録「とうまー」
上条当麻「はいはい、もう出来上がりますからねー」
(野菜や卵と炒めたそうめんを二人分の皿に盛りつけてシスター姿の少女の座るテーブルに運ぶ学生服姿の少年)
禁書「今日もジャパニーズヌードル……」
上条「食べれるだけありがたいんだから文句言わない」
禁書「むぅー」(不服そうな表情でフォークをとる禁書目録)
上条「実家からも大量に送られてきたばっかだしもう少しだけ辛抱してくれな……それにしてもルパン三世ねぇ。天下の大怪盗がこんな街に何の用だ? 国際的に指名手配されてるって聞いたけど」
禁書「かの伝説的怪盗、アルセーヌ=ルパンの孫で神出鬼没の大泥棒。魔術サイドでも悪名は轟いてるんだよ。いくつもの由緒ある霊装が被害にあっていてあちこちの魔術結社が懸賞金をかけてるんだよ」
上条「魔術サイドでもそんな扱いなの!? 相当やばい奴じゃねえか!」
上条(ひょっとしてインデックスのことを狙って……いや、そんなことさせるものか)
禁書「とうま?」
上条「いや、何でもないって。さて、急がねェと学校に遅刻しちまう」(急いでそうめんを掻き込む)
上条「それじゃインデックス、スフィンクスと留守番よろしくなー」(鞄を持ってあわただしく玄関から外へ飛び出す上条)
禁書「はいなんだよー」
スフィンクス「ニャー」
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