35:名無しNIPPER[saga]
2023/02/14(火) 00:50:03.48 ID:8sb+N1x70
ルパン「なるほど、あれが学園都市の秘蔵っ子達ね。コイツぁ中々手ごたえがありそうな相手だぜ。まぁ超能力者なんざこれまで何人も相手にしてきたし、神を自称する化け物とすら相対して来た俺たちにとっちゃ今更驚きや新鮮味はねェがな」
次元「バッキャロー前見ろ!」
ルパン「あら?」
(前から二人に襲い掛かる砂鉄の嵐。見る見るうちにズタズタに切り裂かれる気球)
銭形「な、何が起こっとるんだ……」
黒子「お姉様が電磁気を操っておられますの……お姉様はこの街最強の能力者の一人、電気に関するあらゆる力を自由自在に扱えますの」
初春「あ、落ちてきましたよ」
ヒュー……ドグシャア!(そのまま墜落し大破するフィアット)
初春「あの……大丈夫なんでしょうか?」
銭形「心配はいらん。彼奴らはこれしきのことでくたばりはせん」
(すかさず車に駆け寄る一同)
銭形「わははははは! 天下に名を轟かせる大泥棒も学生に敗れたとあっては面目丸潰れだな! 観念しろル……」
(車はすでに無人であった)
琴黒春「い、いない!?」
銭形「おのれ〜さては近くのビルに飛び移りおったな!」
近くのビル屋上――
次元「ペッ、ペッ!(口から砂鉄を吐き出す)間一髪だったぜ……にしてもあんなバケモンがいるなんて聞いてねえぞ。こんな気がしたから俺は乗り気じゃなかったんだ」
ルパン「レベル5さ」
次元「何だって?」
ルパン「能力の強さは五段階評価、うち最高位で都市に七人しかいねェといわれてる怪物中の怪物だよ。その気になりゃ一国の軍隊とも互角に戦えるんだと」
次元「道理で軍を相手にした時みてェに疲れるわけだ。ただのケツが青いガキだと侮ってたぜ。あんなのがあと六人もいるってのかよ……先が思いやられるぜ」
ルパン「まずはここを離れねえとな。じきにとっつぁんが来るぜ」
43Res/41.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20