26: ◆gC3w8t5S5g[saga]
2021/12/04(土) 21:31:58.60 ID:3LmodIFJo
そこまで言うとアホ山は彼女のエプロンを手に取った。
おんなじ……。
アホ山と同じか……。
悪い気はしなかった。自分の殻を破れたようで、むしろすがすがしい気分だ。
アホ山「そうだぁ……! 家庭クラブにこいよぉ。今日はうめぇもんつくるって先生がいってたからよぉ」
ボク「悪くない……!」
高揚した気分のままボクはアホ山についていく。
彼女も家庭クラブだ。なんともおあつらえ向きじゃないか。
小市民の皮を脱ぎ捨てて今度は直接的にアプローチしてみよう……!
窓際の彼女の席は夕日に照らし出されていつも以上にキラキラしていた。
(調理実習編へ続く)
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