【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 14巡目
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747: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/17(金) 00:19:56.60 ID:L36QJ6MU0
書き溜め終わらない……ごめんなさい出来た順にどんどん投下していきます……。
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ユウナ「よぉし! それじゃあご飯も食べたし早速行こうか!」
最後の一口を飲み込んで元気満々にユウナは立ち上がる。
ワイズ「うん、そうだね行こうか。ドロシーさんは大丈夫?」
ドロシー「はい、わたくしは何時でも大丈夫ですよ」
ドロシーさんも準備万端といった感じだ。これは頼もしい。
――――忘れられた古代遺跡。と言っても僕たちにとっては忘れることが出来ないそのダンジョン。
スカーレットさんと探索に出かけて、人型の古代兵器もあって……それで、まあ、色々とあって全部全部崩れてしまって――ユウナのお姉さんのおかげでようやく再探索することが出来る。
……もしベルフェが居たら、何かあっても何かに襲われても大丈夫だったかもしれないけど。いま彼女は居ないのだからそんなこと考えていられない。それに――。
ドロシー「でも瓦礫が無くなって探索が出来るようになったと言っても、元からあったトラップなどはもう壊れてるんじゃないですか? 別に危険性は特に――」
ユウナ「あー! あー! そういうこと言うと大変な目にあうんだよ! ドロシー!」
ドロシー「え、ええっ!?」
……なんとなく、なんとなくだけどユウナとドロシーさんの前でベルフェの名前を出してはいけない気がする。仲間ではあるんだけど、やっぱり何か壁のようなものがあるように感じる。
…………何だろう。ちょっと、怖い。
ユウナ「おぉいワイズ! 早く行くよ行くよ!」
ワイズ「あ、うん!」
――神の身体を手に入れた後にでも聞いてみようかな。ちょっと怖いけど。
手に入れたらすぐに海国には行けないし、ベルフェを待たないといけないし――。
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