【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 14巡目
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692: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/08(水) 00:23:56.29 ID:gnoBvDYw0
ワイズ「んっ…………」

……窓から差し込む日の光がちょうど目に当たって、目を覚ます。

…………匂いが凄い。昨日何をしたのかが一発で分かる濃い匂いだ。

ドロシー「あっ…………おはようございます……ワイズさん」

ワイズ「……おはようドロシーさん」

耳元におはようの挨拶を囁かれて少し身体がビクッとなる。チラリと横を見ると僕と同じベッドに眠ったドロシーさんの姿がそこにあった。

顔が真っ赤に染まっていてあまり目を合わせようとしてくれない、多分。昨日のことを思いだして恥ずかしがっているんだと思う。

……昨日、凄かったからなぁ。本当に気絶するまで……うん、これ以上は止めておこう。

ドロシー「その、えっと、わたくしたち…………ぁぅ」

ワイズ「……大丈夫?」

ドロシー「大丈夫ってなんですかぁ……むぅ、ワイズさんって案外意地悪なんですね……酷いですよ」

と、頬を膨らませながらつんつん頬っぺたを突いてくる。痛い、結構痛い!

ドロシー「……でも、そういうところもわたくし好きかもしれません。案外、わたくしって甘いのかもしれませんね、恋人には……はい」

ワイズ「……うん、そうかもね」

ドロシー「うふふ……それじゃあ、んっ…………」

そして――ドロシーさんは僕の唇に優しくキスをした。軽く触れるような、何時までもしていたくなるようなキスだった。

ドロシー「おはようのキスですよ。ワイズさん……って! 何ですかその顔は! わ、わたくしだってこういうことしますからね! 笑わないでください!!!」

――――プンスコと怒る彼女を見て、絶対に守ろうと。心から誓った。


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