【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 14巡目
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105: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/11/27(土) 23:40:09.37 ID:WIA32eqF0
僕がビームを撃った後

ワイズ「あー……そうだ! 僕がビーム撃った後……どうなった?」

ドロシー「……あの後ですか?」

ベルフェからセリューさんが捕まった! って話は聞いたけど、それ以外のことは何にも聞いてないよな。そう言えば。

ドロシー「あの後ワイズさんは……ドロドロに溶けてしまって、それをユウナと一緒に運び込んで。部屋でベルフェさんと……色々ありまして」

……ベルフェの名前を出すと少し顔が苦しそうになっている。まあ、そうだよなぁ……。

ドロシー「ええっとそれでですね。ベルフェさんと別れた後はユウナと二人で被害のあった区域の瓦礫などの片づけを手伝いに行きました」

ワイズ「あー、やっぱりあそこ凄いことなってる?」

ドロシー「はいそれはもう凄いことに……火事で家を無くしてしまった人に、崩れた建物の下敷きになっている人……中にはその騒ぎに乗じて泥棒をしようとする悪い人までいましたよ!」

全く酷い人です! ユウナが捕まえてくれなかったらどうなっていたことか……と、プンプンと怒っている。

…………それにしても本当に酷いことになってたんだな。僕がもっと強かったらその被害もなくせたのかな。

ドロシー「ええと、瓦礫の下敷きになっていた人を助けたり、その瓦礫を撤去のお手伝いをしたり……なんと七聖剣の人まで手伝ってくれて昨日だけでずいぶんと進んだんですよ!」

ワイズ「へー、七聖剣の」

と、いうとあれか。シディアさんかな?

ドロシー「それで、お手伝いを終えた後は……その、ずっとワイズさんの看病をしてました」

ワイズ「えっ?」

ドロシー「わたくし達が戻ってきたときにはもういつもの人の形に戻っていて、汗を拭ったり何か異変が無いようにって交代で見たりして……」

ワイズ「あ、ありがとう……」

ぼ、僕って死んだときそんなことされるんだ……は、恥ずかしいな。


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