勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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990:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 19:55:08.38 ID:KpvTj3yS0
女海賊「良かった…」
情報屋「妖精と話して居たのでしょう?」
女海賊「うん…」
情報屋「独り言にしてはおかしいと思ったのよ」
女海賊「独り言?情報屋には妖精の声聞こえなかった?」
情報屋「小さくて聞き取れなかった…でもあなたの話す言葉で会話は想像出来る」
女海賊「前に話してくれたアヌンナキの事…」
情報屋「そう…感じたのね?妖精にアヌンナキを…」
女海賊「そうじゃ無いかと思ってさ…」
情報屋「かつて神の声と呼ばれたのは妖精の声だった…他人から見ると奇妙な独り言に移ったでしょうね」
女海賊「それって前に話してくれた歴史の事だよね」
情報屋「色々謎が解けたみたい…忘れてしまう前に書物に書き残さないと…」
女海賊「まだ動いたらダメだよ…」
情報屋「紙にメモを残すだけよ…ペンを取って?」
女海賊「あ…うん」ゴソゴソ
情報屋「はぁぁぁ生きてて良かった…もう少しで謎が全部解ける…」
女海賊「ヤバかったよ3発くらいボルトが胸貫通してた…心臓に当たらなくて本当に良かった」
情報屋「フフお陰で夢も見たわ?…夢幻がどう繋がって居るのかもなんとなく分かった」
女海賊「え!!?夢幻?」
情報屋「答えは集合意識…妖精の記憶が無い様に…私達も無限の記憶が無い…でも全部集合意識に繋がってる」
女海賊「なんか良く分かんないなぁ…」
情報屋「私達人間が神をすべて理解するのはきっと無理ね…だから感じるだけで十分に思うわ」
女海賊「感じるかぁ…集合意識をどうやって感じるか…」
情報屋「きっとそれが祈り…」
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妖精の声編
完
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