勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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969:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 19:42:05.46 ID:KpvTj3yS0
『商人ギルド支部_隠れ家』


ガチャリ バタン


情報屋「…」ジーーー

女海賊「…」ヒョコ

狼女「…」ヒョコ キョロ

情報屋「ふぅぅ…あなた達二人とも…無事ね?」ヒソ

女海賊「外ヤバイ感じ?」

情報屋「厳戒態勢よ…まったく…」

狼女「ドジったのは女海賊の方さ」

女海賊「私がタゲ引いちゃったからリカ姉ぇは安全に逃げられたんだって!」

情報屋「まぁどっちでも良いわ…兎に角このままでは地下から出られないから政府用の連絡通路から出るわよ」

女海賊「おけ!!地上まで出たらハイディングで上手く逃げられる」

情報屋「でも朝まで待たないといけない」

女海賊「今昼か夜か良く分かんない…夜?」

情報屋「朝と言う表現が良く無いわね…連絡通路の門番が来たらっていう事」

女海賊「そういう事ね…」

情報屋「これで分かったでしょう?どうして人間同士争う事になってしまうのか…」

女海賊「え!?」

狼女「…」

情報屋「私は騒ぎ起こさないように言ったわね?…でもあなた達は能力が高いから行動した」


その行動は普通の人には出来ない事なの

きっとそれを見られてしまった訳

人間は自分たちの考え超えた何かをとても恐れる

それは猜疑心を生んで味方を疑い始める


女海賊「ほんじゃ私達の行動で仲間割れ起こさせてんの?」

情報屋「それが人間の弱さよ…恐れて居るの」


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