勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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944:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 19:25:24.61 ID:KpvTj3yS0
女戦士「ほう?気球で運べる物資では期待出来んが…」
盗賊「いやいや…雪が無くなってワームが出没するようになってな」
女海賊「おおおお!!そいつ使役したら穴掘りやらせれるじゃん」
盗賊「悪いが狩った…放置してると危ないもんでな」
女戦士「では食料問題の解決とはワームの事か?」
盗賊「そうだ…当面はワームの肉が食い放題」
女海賊「もしかして今持って来た物資はワームの肉?」
盗賊「あぁこれは干したシカ肉だ」
女海賊「あぁ良かった…ワームの肉なんか食えん…ウンコ食ってんだよあいつ等」
盗賊「アホか!土食ってんだ!!シカ肉より柔らかくて美味い」
女海賊「丁度腹減ってたのさ…シカ肉頂戴!」
盗賊「干し肉だが我慢しろ…」ポイ
女海賊「やっと肉だ…」ガブ モグ
盗賊「ほんでな?地軸の移動の影響が相当ヤバいぞ?」
女戦士「ある程度は想定していた筈だが…」
盗賊「天候がメチャクチャなのよ…吹雪になったり豪雨になったり…川の下流も洪水でエライ事になってるらしい」
女戦士「ふむ…父はそれで領地を見に行ったか」
盗賊「だろうな?地下に潜ってると何も分からんだろう?」
盗賊「そうだ!プラズマの銃を一つ持って行くぜ?雨で花火銃が使えなくてな」
女海賊「もう戻るん?」
盗賊「ワームが出て来て傭兵だけじゃ空が手薄になっちまう」
ローグ「あっしはここに残りやすぜ?」
女戦士「地上も今のままでは戦力不足か…よし!足を負傷した兵隊を一緒に連れて行ってくれ」
盗賊「なぬ?背負ってけってか…」
女戦士「いや…簡単な義足は作ってあるから歩くのは問題無い…グレムリン相手の戦闘はもう出来ないと言う事だ」
盗賊「そういう事か…慣れたクロスボウ撃ちが居れば大分助かるな」
女戦士「有志でハテノ村の守備に回れる兵隊が居ないかも聞いておく」
盗賊「分かった…とりあえず俺は一回戻るな?」
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