勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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939:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 19:21:59.15 ID:KpvTj3yS0
『製鉄所』


カーンカンカン シュゴーーー


魔女「女海賊や…退魔の砂銀を持って来たでこれを兵隊の弾に仕込むのじゃ…」ザラザラ

女海賊「え!?どゆこと?」カンカン

魔女「奴らにグレムリン掃討をやらせよ…退魔の武器を持って居れば襲われんじゃろうからな」

女海賊「おぉ!!なるなる!!」

魔女「地下線路の土地勘はわらわ達よりも有る筈じゃ…兎に角出来るだけグレムリンが広がらぬ様にせねばならん」

女海賊「おっけ!!特殊弾に一つづつ仕込めば良いね?」

魔女「うむ…退魔の方陣が簡単に設置できぬ故…沢山砂銀をばら撒きたい」

女戦士「良い作戦だ…移動用のトロッコもある」

魔女「兵隊にはわらわの方から説明しておくで武器は頼んだぞよ?」

女海賊「てかさ?直ぐに出来るから取りに来る様に言っといて…運ぶのメンドイ」

魔女「…では待って居れ」ノソノソ



『簡易前哨基地』


カクカク シカジカ…


隊長「…では退魔の弾を使えばグレムリンは襲って来ないと…」

魔女「その筈じゃ…逃げる敵を追うのであれば簡単じゃろう」

隊長「トロッコが使えるとなると物資を乗せながら移動も可能か…ふむ」

魔女「わらわ達はは地下線路がどの様に繋がって居るのか知らぬ…主達が適任じゃと思うが?」

隊長「10名程度の小隊なら可能な作戦か…よし条件がある」

魔女「何じゃ?」

隊長「オークゾンビが居た場合思わぬ被害が予測される…あの死霊術師を同行させたい」

アサシン「んん?私の事か?」

隊長「こちらとの連絡役と言う役目もある」

アサシン「フフ良かろう…但し指揮が大概の場合は勝手に離脱するぞ」

隊長「俺は部下を見捨てた事は一度も無い」

アサシン「クックック…私が部下か…まぁ見せて貰おうか」

魔女「決まりじゃな?」

隊長「よし!!兵隊達!!集まれ…他の部隊捜索と味方の弔い合戦に向かう」


今回は退魔の効果が付与された特殊弾が使用できる

これは例のグレムリンという魔物への特効効果があるとの事だ

これを用いて掃討と各要衝の確保が主な目的だ

エド・モント砦手前までの分岐…A点…B点…C点

それぞれバン・クーバ方面へ向けて捜索を実施する

移動方法は6両編成のトロッコ…


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