勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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928:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 19:14:55.41 ID:KpvTj3yS0
『地下線路_ミネア・ポリス方面』
ピチョン ポタポタ
盗賊「やっぱちっと寒いな…」スタスタ
魔女「主の背中はわりと温いのぅ」
女戦士「少し休憩するか…正確な距離が分からん」
ローグ「焚火出来んすかねぇ…」キョロ
盗賊「燃やすもんが何処にも見当たらん…」
ピカーーーー
盗賊「うお!!目が…光の石か」
女海賊「ちっと光り過ぎだな…この辺だけ照らす」ゴソゴソ
ローグ「あぁぁぁ太陽の光は暖かいっすねぇ…」
盗賊「光が焚火の代わりか…まぁこれでちっと休める」ヨッコラ
女海賊「ねぇお姉ぇ…ここの壁面て何だと思う?ツルツルだよ…」
女戦士「暗くて見えんかったが…良く見ると不思議な壁面だな」
ローグ「あらら?本当っすね…水が染み出してるんじゃなくてコレ結露水っすね…」
女海賊「石じゃ無いなぁ…」コンコン
女戦士「明らかに坑道の壁面とは違うのだな…ふむ金属の様だが…」サワサワ
盗賊「あぁぁ分かった!アレだ古代遺跡の開かずの扉と同じ材質だ…多分磁石も付かんぞ」
女海賊「なる!!そっか…それで大雨でも水が入って来ないのか…」
女戦士「どうやってこんな物を地下深くに埋めたのか…だな」
女海賊「これ良く見たらさぁ…超真っ直ぐじゃん!ずっと向こうの方まで見えるよ」
魔女「では向こうからもこちらの光が見えるという事じゃな…」
女海賊「お!!?ほんじゃ向こうまで望遠鏡で見えるって事じゃん」ゴソゴソ
カチャカチャ
盗賊「どうよ?何か見えるか?」
女海賊「だめだぁ…私の望遠鏡は2km先を良く見える様に調整してるから倍率足りない」
女戦士「フフ面白い観測法を発見したな」
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