勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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925:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 19:13:03.23 ID:KpvTj3yS0
『簡易前哨基地』
ヒソヒソ ヒソヒソ
あっという間に何も無い坑道をツタで囲んだぞ…
草も生やして…いやあれは小麦だ
シン・リーンはこうやって陣地形成するのか
少なくとも魔術師3人…いや妙にするどい女も魔術師かも知れん
ローグ「はいはい皆さん食事が出来やしたぜ?」
盗賊「肉スープとパンだ!食器持って並んでくれーい」
兵隊達「おぉ…小麦のパン」ゾロゾロ
ローグ「これはシン・リーン産の小麦で作ったパンでやんす…こっちじゃ珍しいっすよね?」
魔女「わらわも腹が減ったのぅ…」ノソノソ
ローグ「魔女さんの口に合いやすかね?はいどうぞ…」
ツカツカ
女戦士「さてこれで一旦落ち着いた…食事が終わったら魔物掃討に出るぞ」
盗賊「どういう作戦よ?」
女戦士「ここから線路を東…ミネア・ポリス方面に数十キロ行くとグレムリンが数体居るそうだ」
盗賊「遠いな…」
女戦士「仕方あるまい…その部隊はミネア・ポリスに行く訳にも行かずこちらにも来れん…そうだな隊長?」
隊長「そうだ…私達も動ける者を動員するが…」
女戦士「武器の無い者は邪魔になる…私達だけで掃討する」
隊長「そんな軽装で魔物と戦うと言うのか?バカな…自殺行為だ」
女戦士「フフまぁ見て居ろ…ここの守備はアサシンを残してゾンビに守らせる…それでも不足の場合は兵隊を動かせ」
隊長「分かった…連絡手段は?」
女戦士「これだ…」スッ
隊長「貝殻?」
女戦士「シン・リーンではこの様な物で通話するのだ…何か有ればアサシンに言え」
ヒソヒソ ヒソヒソ
確かに俺達は弾倉が残りわずかだ…
ここの守備って…どう配置するんだ?
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