勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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899:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 18:31:05.42 ID:KpvTj3yS0
『大型気球』


ヨイショ! ドサ


魔女「…それで何故闇の術が掛かって居ったのかなのじゃが…」

狼女「3首のヘルハウンドに噛まれたんだ」

魔女「むぅ?」

狼女「只のヘルハウンドだと思って居たらその辺りのボスだったみたい」

魔女「それはヘルハウンドなぞでは無い…ケルベロスかオルトロスのどちらかじゃ」

狼女「黄泉の番犬…まさか…」

魔女「しかしケルベロスが闇の術を使うとな…魔道書に記しておかなければならぬ」

狼女「やっぱり例の狭間から這い出て来てるのは間違い無いね…」

魔女「うむ…他にも居るやも知れぬ故に安易に行くべきでは無い」

狼女「じゃぁ奥には進め無いな」

魔女「ちぃと事態を甘く見て居った…退魔の方陣は急務じゃ」

狼女「一応退魔の銀貨からこっちへは来られないみたい…だから逃げる事が出来た」

魔女「それは良い知らせじゃ…少しづつ追い詰める事が出来るという事じゃ」

狼女「じゃぁもっと銀貨を」スック

魔女「それには及ばぬ…砂銀をわらわが作る」ノソリ

狼女「じゃぁ…」

魔女「主はゾンビの返り血で汚れている故まず温泉で清めて来い」

狼女「あぁそうだった…直ぐに落として来る」シュタタ



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