勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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888:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 18:22:51.43 ID:KpvTj3yS0
”わらわじゃ…どうした?”
”そっちヤバい事起きてない?”
”いや?変わらぬが?”
”今精霊樹の所に居るんだけどさ…私啓示を受けたっぽい”
”なんと?”
”ハイエルフが啓示を通訳してくれてるんだけど”
”ふむ…”
”闇に光を照らしてって…月を見ろと言ってる”
”それだけかえ?”
”あのさ…月のクレーター…退魔の方陣になってるって知ってる?”
”なんじゃと!!?”
”方陣に一部欠けがあるんだ…多分それを完成させろと言う意味なんだ”
”貸せ…私が話す”
”主はアサシンじゃな?”
”キ・カイの南にエド・モント砦と言う古代遺跡があるのだ…その上空に巨大な狭間がある”
”ふむ…”
”ドラゴンが言うにはその狭間が大きくなっているらしい…そしておそらく魔王を封じた魔石もそこにある”
”待てい!どういう事じゃ?ドラゴンまで南の大陸に来て居るのか?”
”ドラゴンも精霊樹の啓示を受けて居るのだろう”
”もしやガーゴイルとグレムリンが増えて居るのはそのせいか…”
”アダマンタイト以外に狭間を引き寄せる方法はなにか思いつくか?”
”魔石に魔王は封じられて居るじゃろうに…”
”アダムの時の様に何かに使われているとは思わんか?例えば機械のエネルギー源だ”
”魔王が機械を支配していると言うか…”
”精霊樹が案じて居るのはそう言う事だ…ドラゴンはしっかり物を見ている”
”貝殻返して…精霊樹から祈りの指輪も預かった…これの意味わかるよね?”
”待て早まるでない…今闇を集めてはならぬ”
”分かってる…時が来たらと言う事だよ”
”とりあえず出来るだけ早く帰るからそっち注意して”
”承知じゃ…”
ザザーー
女戦士「…」プルプル グググ
魔女「嫌な話を聞いてしもういたのぅ…地軸の移動も直に来るじゃろうに…」
女戦士「私の望遠鏡を用意してくる」タッタッタ
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