勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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886:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 18:21:28.60 ID:KpvTj3yS0
『数日後_大型気球』


カキカキ カキカキ


女戦士「今日は坑道には行かんで良いのだな?」

盗賊「もう爆弾切れだ…これ以上お前に危険を犯させる訳にイカンからな」

女戦士「フフ気を使っているのか?」

盗賊「怪我してんだろ?ちっと休んでくれ」

女戦士「地下路線図の方はどうだ?」

盗賊「おう…今書き直してんのよ…見てくれ」

女戦士「ふむ…ミネア・ポリスという都市に繋がっているのだな?」

盗賊「うむ…キ・カイからだとミネア・ポリスに行く途中にハテノ村の坑道が位置する訳だ」

女戦士「ギャング達はミネア・ポリスに向かったか…」

盗賊「恐らくな?その途中でグレムリンに襲われた」

女戦士「食われて居た大人はどういう事だ?」

盗賊「分からん…兵隊だとは思うんだがな」


ノソノソ


魔女「頼まれて居た銀貨を持って来たぞよ…何に使うのじゃ?」ジャラリ

盗賊「おぉグレムリンはな…どうやら俺のミスリルの笛に近付かないんだ」

魔女「それで退魔のエンチャントがされた銀貨が欲しかった訳か」

盗賊「坑道に銀貨を撒いときゃグレムリンが近づかん筈」

女戦士「ふむ…それで私は同行しなくても良いという事か…」

盗賊「そうよ!!俺一人で行っても襲われないって寸法よ」

女戦士「それに気付くのに随分苦労した…」

盗賊「てか俺は一撃も攻撃されて無い…お前にばっかり攻撃が行くのはそういう事だった訳だ」

女戦士「一人で戦う様な真似はするな?」

盗賊「分かってる…てか最下層までは粗方退治したから割と安全に行ける」

魔女「退魔が効くとはのぅ…ガーゴイルは無視して来よるが…」

盗賊「目が無い分敏感なんじゃ無ぇか?…まぁちっと行って来るからよ」スック

魔女「そうじゃ帰りにグレムリンの骨を一つ拾って来い」

盗賊「骨?何に使うんだ?」

魔女「使い魔に出来んか調べたいのじゃ」

盗賊「使役すんのか…そら又スゴイ戦力になるな」

魔女「頼んだぞよ?」


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