勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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873:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/30(木) 18:12:55.66 ID:KpvTj3yS0
『大型気球』


パタパタ フワリ ドッスン


アサシン「さぁ降りろ…」

男共「ほーーここがハテノ村かぁ…」ゾロゾロ

女戦士「労働者の確保出来た様だな?」

アサシン「皆船乗りだ…鉱山労働は初めてだが体力的に問題無かろう」

狼女「アサシン!食料降ろすよ!!」シュタ

女戦士「やはり漁村だけに魚ばかりか?」

アサシン「フフ言うまでもあるまい…だが影武者の言う通り硫黄で上手く取引が出来た…人駆調達もな」

女戦士「影武者は次の調達を既に準備しているぞ」

アサシン「中々人使いが荒いな」

女戦士「まぁ今日は休んで良い」

アサシン「しかし…少し見ん内に村らしくなったな…水車も動いている」

女戦士「アレは妹が直した…使う宛ても無いのに」

アサシン「ところで幽霊船と商船はいつ漁村へ入るのだ?漁村の衆は心待ちにして居るぞ?」

女戦士「直に来るとしか言い様が無いな…商船は数日前に港町を出港したそうだ」

アサシン「では次漁村へ向かうのは私では無く影武者が行った方が良かろう」

女戦士「その件だが…妹がお前を連れて精霊樹へ向かいたいそうだ」

アサシン「もしかしてエリクサーが入用になったか?」

女戦士「その通り…行って貰えるか?」

アサシン「ふむ…そうだな盗賊ギルドに連絡もあるし良かろう」

女戦士「今の状況で私が此処を離れるのは良く無さそうだ…妹の監視をよろしく頼む」

アサシン「監視とは聞こえが悪い…」

女戦士「アレは感情で動いてしまうから諫め役が必要なのだ…元はお前の助手だろう?上手く導いてくれ」


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