勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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864:名無しNIPPER
2022/06/30(木) 18:04:59.82 ID:KpvTj3yS0
『翌日_古代遺跡地下』


ヒソヒソ

生体を構成するタンパク質の材料になるのがこっちか…

アミノ酸の配列は種類ごとに分けられて居て培養に必要なのがエリクサー


女海賊「どう?ホムちゃんは何とかなりそう?」

商人「あぁ女海賊か…そうだな結論から言うと材料が足りない」

女海賊「マジかぁぁ…容器に入ってる分じゃダメなんだ…」

商人「ここに入っていたであろうエリクサーは使っちゃった?」

女海賊「うん…剣士に飲ませる為に使った」

商人「まぁしょうがないね…決定的に足りないのがエリクサーなんだよ」

女海賊「どんくらい必要?」

商人「多分樽で4杯くらいかな…」

女海賊「めっちゃ足りないね…」

商人「精霊樹に分けてもらうしか無いね」

女海賊「おけ!貰って来る」

商人「ちょっと予定変更しても良いかな?」

女海賊「何?」

商人「僕は生体の部品が全部揃って居るかちゃんと確かめたいんだ…つまりここに残って研究したい」

情報屋「私も残って調べたい事があるのよ」

女海賊「何か分かった事有るの?」

情報屋「これ見て…」パサ

女海賊「地図?」

情報屋「そう…古代の世界地図よ…外海まで完璧に記されてる…当時の都市の名前まで」

女海賊「ここで歴史の事も分かるんだ?」

情報屋「そうよ?翻訳に時間が掛かるのだけれど石板に記される絵だけでも多くの事が分かるの」

女海賊「ねぇ?この遺跡って何?」

商人「多分古代の研究所さ…現代の図書館以上の情報が眠ってる」

女海賊「なる…とりあえず2人は調査の為に残るんだね?」

商人「うん…ごめんよ」

女海賊「ほんじゃ私はハテノ村に行った後エリクサー貰いに行けば良いんだね?」

商人「精霊樹の所にエルフゾンビが居る筈…アサシンなら話をし易いと思う」

女海賊「おけおけ…」

情報屋「その地図も持って行って良いわ…今の地図よりもずっと正確な筈だから」

女海賊「なんか内海ちっちゃくね?上下も反対だし」

情報屋「それが真の距離よ…外海の大きさが思って居たもずっと大きい」

女海賊「まぁ良いや貰ってく!行って来るわ!!」


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