勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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862:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 22:21:22.77 ID:O6K4E5800
『小舟のある入り江』
ザザー ザザー
吟遊詩人「ここに居たのですね…月を見ていたのですか?」
女海賊「んあ?まぁね…」
吟遊詩人「又諸事詩が作れそうな情景です」
女海賊「それって私の事?」
吟遊詩人「月を見ている姿が…なんというか…得も知れない孤独に見えました」
女海賊「そうだよ…なんか心に穴が開いちゃってんのさ」
吟遊詩人「何か歌いましょうか?」
女海賊「てかさ…あんたの演奏で妖精出て来てるんだけど…」
吟遊詩人「あぁ女王様に言われたことが有ります」
女海賊「あんた見えないの?」
吟遊詩人「残念ながら僕には見えません」
女海賊「ふ〜ん…まぁ見えたからどうって事無いけどね」
吟遊詩人「魔術師達が言うには僕の演奏で魔法が強くなるとか…」
女海賊「あれ?皆寝ちゃうとかそういう効果じゃ無いの?」
吟遊詩人「良く分からないんです…ギャンブルに勝つとか…怪我の治りが良いとか…」
女海賊「お!!?それもしかしてシン・リーンが発展してるのはもしかしてあんたのお陰?」
吟遊詩人「さぁ?僕には分かりません…ただ女王様は僕を寵愛して下さいました」
女海賊「なるほど良い事聞いたぞ!!あんたはもしかするとラッキーマンなのかも…」
吟遊詩人「ラッキーマン…」
女海賊「演奏聞くとなんとなくラッキーな感じ」
吟遊詩人「ハハそう言って貰えれば歌い甲斐がありますね…」
女海賊「おっし!!何か歌ってみソラシド!!」
吟遊詩人「では…」
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