勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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853:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 22:10:25.79 ID:O6K4E5800
情報屋「昨日はどうも…」ペコリ

吟遊詩人「いえいえ…それより今朝の空飛ぶクジラの件…もしかして皆さんなのではと思いまして」

商人「いや…ええと」

女海賊「そだよ?でも秘密にしといて」

商人「あぁ…良いのかい?バラシてしまって…」

女海賊「どうせ一回仲間だったじゃん…隠してもその内バレるって」

吟遊詩人「実は姫様のご無事が確認されて僕は従士としてハテノ村まで向かう所だったのです」

商人「ええ!?どういう話?」

吟遊詩人「女王様の命令なのです…魔術師を派遣すると怒るとの事で僕が行く事に…」

女海賊「どうやって行くつもりだったん?」

吟遊詩人「キ・カイまで商船で行って政府の軍用気球で向かうつもりでした」

商人「政府?シン・リーンと繋がりが?」

吟遊詩人「外交特権ですね…書状を預かっています」

商人「それはマズい…」

吟遊詩人「え?」

商人「なるほどこういう所から色々バレてしまうんだな…」

吟遊詩人「バレると言いますと?」

商人「話はややこしいんだけど魔女は政府から命を狙われる身なんだよ…そういう事情を女王は知らないんだ」

女海賊「魔女がハテノ村に居る事を知ってるのは他に居る?」

吟遊詩人「女王様と側近達です…魔術師達には知らされて居ません」

商人「ひとまず水際で防いだ感じか…」

女海賊「アンタ女王様と連絡出来るん?」

吟遊詩人「はい…貝殻を預かって居ます」

女海賊「ちっと事情を話して口止めしとかないと又魔女の行方が分からなくなるよ」

吟遊詩人「分かりました…」

女海賊「後さ…アンタペラペラ色々しゃべっちゃうけどそんなんじゃこの先生きて行けない」

吟遊詩人「き…厳しい事を言いますね」

女海賊「私達の側に居るって事はそういう事なんだ…肝に銘じて」

吟遊詩人「はい…気を付けます」

商人「とりあえずキ・カイ経由でハテノ村に行くのは無理だ…これ連れて行くしか無いよね」

女海賊「まぁ良いじゃん…ちょうど男手足りなかった所だしさ」

商人「ハハ…君がそう言うなら…」



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