勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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832:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 21:55:02.35 ID:O6K4E5800
『ハテノ村_広場』
フワフワ ドッスン
女海賊「お!!?お姉ぇ温泉出て来たんだ…ちょい来て!!」
女戦士「どうした?」スタスタ
女海賊「これ見て…商人が一人でこんなに硫黄掘ったらしい」
商人「いやいや露出してるのを切り落としただけだから…」
女戦士「これは…純度の高い硫黄」
女海賊「だよね?黄鉄鉱から抽出しないで取れるって事だよ」
女戦士「鉄鋼と石炭は無いのか?」
商人「別の坑道にある…硫黄取るのを優先しただけさ」
女戦士「硝石だけ入手すればここで大量に火薬が作れるな…」
女海賊「てかこれパパに来てもらった方が良いかも」
女戦士「うむ…ただ連絡が取れんのだ」
商人「この硫黄を元手に小麦とか買おうと思ってたんだけどさ…」
女海賊「あーーー小麦はシン・リーンか」
女戦士「魔法で需要はあるから必ず売れるな」
商人「そうそう…女戦士に相談したかったんだけど」
女戦士「んん?」
商人「商船を使った交易を何処か近い場所でやりたいんだ」
女戦士「あぁ…ここの川を下った河口に幽霊船を待機させて居てな」
商人「お?」
女戦士「その近場の漁村を物資運搬の拠点にと画策していた所だ」
商人「そこに商船も入りたいんだけど…」
女戦士「構わん…ただ海賊に襲われん様に私の旗印を掲げて貰う事になるが…」
商人「おけおけ…これでこの村の食料問題は解決する」
女戦士「こうしよう…海の安全は海賊が保証する代わりに硫黄の取り引きは優先させて貰う」
商人「ウィンウィンだね…それで行こう」
女海賊「とりあえずこの硫黄使って爆弾作っちゃうわ」
女戦士「魔女も硫黄を欲しがっていたから少し持って行くぞ?」
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